政治家は高齢者の声に敏感です。投票し、応援してくださるからです。しかし、少子高齢化時代、今のままの低負担で高福祉はこのままでは必ず破綻します。
何より優先すべきは少子化対策!
そして、4歳児くらいまでの教育投資がとても効率がよいという統計がアメリカであります。子育て支援の充実も不可欠!
財源を効果的に配分して、全世代が社会保障の恩恵にあずかれるように。それが、日本全体を活気づけ、回り回って、お年寄りやこれから生まれてくる子供たちまでを含めた全世代への恩恵に繋がってゆく。
情けは人のためならず、お年寄りから子供たちへ財源配分を変えてゆく勇気が私たちに問われています。
そのためには、高齢者のみなさんに、負担増になる辛い現実をしっかり説明し、世代間の格差・不公平を調整せねばなりません。政治家なら誰もが避けたがる話です。高齢者の票を失い落選するからです。しかし、誰かがこれをやらねばならぬ!
考えてみてください。お金は天から降ってきません。
もし、降ってくるのならば、やれ介護だ、福祉だ、インフラ整備だ、医療だ、と何にでも配りたい!でも、国のお金は皆さんが汗水たらして稼いだ、一生懸命働いた税金なのです。どう使うかが一番難しいけれど、大切なことです。
何を優先して、何をどれくらい我慢するのか。
むろん、公共工事、インフラ整備・点検・改修、高齢者世代への手厚い社会福祉、全てどれも必要です。しかし、必要だという声を全部聞いていたら、財政再建など出来ずに、借金まみれになって、国家が破綻してしまう。
国民一人一人が、自分の為に、何が必要か・何をしてもらいたいかを議論する時代から。一番大切なものの為に、何を・どの程度までなら辛抱できるか・我慢できるか?そのコンセンサスを作る為の議論をする時代へと移り変わってきたのです。
では、コンセンサスを作る時のその一番大切なものとは何か?
それは今を生きる若者たちと次世代の子供たちです。
東西南北、昔から世界共通のルールとして、沈む船から救命ボートに降ろすのは、子供・女性・高齢者の順に決まっています。
本当に危機的な時は、子供を優先することは人類共通の知恵です。
もちろん、今の平和で、安全で、豊かな日本があるのは、お年寄りの皆さんのおかげです。だからこそ、お年寄りに感謝し大事にせねばなりません。しかし、私は耳に痛いことをズバズバ言う政治家となります。この若造が!とお叱りを受けるかもしれません。
それでも、私は皆さんと一緒に厳しい現実に耐え、必ず明るい未来が日本にあることを信じて、共に努力できる政治家となりたいのです。
そこで、特に若い皆さんにお願いがあります。
若い皆さん!もっと政治に参加しよう!
若者が政治に関心を持ち、応援し、投票することが、政治家への支えとなります。
政治家が未来ある若者達の為に、政策を実現していこう!という原動力になるのです。
自分たちの未来を確かな物にするべく、傍観者・無関心であってはいけないのです!
若い皆さん!いつの世も政治を変えるのは若い力、若者の行動だけが未来を変革できることを決して忘れないでください!